こんにちは、KEIKO（けいこ）です。
在庫を持たなくていいため、初期資金にあまり余裕がない初心者の方にも始めやすい無在庫販売ですが、実践する上でどうしても気になるのが、「納期がかかること」「欠品リスク」「アカウント停止のリスク」、この3つかなと思います。
ですが、あまり心配されなくても大丈夫です＾＾
私自身、納期や欠品のせいで大きなトラブルになったことはありませんし、無在庫であることを理由にアカウント停止はもちろん、ECサイトから「アカウント停止にするぞ」と警告を受けたことなどもないからです。
リスクをゼロにすることはできませんが、しっかりと対処することでリスクを少なくすることは可能です。
今回は、無在庫のリスクへの対処方法第1弾として、「納期がかかること」への対処方法をお伝えさせていただきます。
納期に対する3つの対処方法
無在庫のリスクの1つである「納期がかかること」への対処方法は、以下の3つです。
（１）「無在庫直送」の代行会社を利用する
（２）発送が早そうなタオバオの商品ページを見極める
（３）商品ページなどでしっかりとアナウンスする
1つずつ解説していきます。
（１）「無在庫直送」の代行会社を利用する
納期を少しでも短くするために、「無在庫直送の代行会社」を利用しましょう！
「無在庫直送」とは、注文が入ってから商品の仕入れを行う無在庫販売にて、注文商品を代行会社から直接エンドユーザーであるお客様宛に発送してくれるサービスのことをいいます。
中国製品は日本製品に比べ品質が劣りますので、お客様へ発送する前の「検品」が必須です。
本来は一度あなたの家に商品を届けてもらい、しっかりと検品を行い、その後お客様宛に発送するのがベストなのですが、代行会社でしっかりと検品をしてもらえるのであれば、代行会社で検品を実施後そのまま直接お客様宛に発送する方が、納期を短くできる＝商品を早くお届けすることができます。
納期が短い方が、お客様に喜ばれますし、もちろん売れやすくもなります。
お客様からの「遅い」「なかなか届かない」というご不安やクレームを減らすことにも繋がりますので、納期は1日でも短くできた方がいいんですよね＾＾
無在庫直送を利用すると、納期はもちろん、配送料も抑えることができちゃいますので、ぜひ無在庫直送の代行会社の利用を検討してみてください。
ただし、販路によっては海外直送には制限などがある場合もありますので、出店されているECサイトの規約やルールを確認してからにしてくださいね。
無在庫直送サービスを行っている代行会社については、別の記事でまとめていますので、まだ見ていないという方はぜひ確認してみてください。
（２）発送が早そうなタオバオページを見極める
発送が早そうなタオバオの商品ページをしっかりと見極め、発送が早そうなページの商品だけを出品していきましょう！
・お客様にどのくらいの日数でお届けできるのか
・早くお届けできるのか、かなり遅くなってしまうのか
その鍵を握っているのは、商品の仕入先である「タオバオの各セラー」です。
上記でお伝えした、無在庫直送を利用した場合の基本的なフローは以下の通りです。
＜無在庫直送の基本フロー＞
①ECサイトに出品→
②お客様より注文受注→
③代行会社へ商品発注→
④代行会社よりタオバオセラーへ商品発注→
⑤タオバオセラーより代行会社宛に商品発送→
⑥代行会社にて検品実施後、エンドユーザーであるお客様宛に商品発送→
⑦お客様の手元に商品が到着
長期連休などの特別な理由がない限り、代行会社での各種作業や配送にかかる日数には大きな差はありません。
一方、仕入先であるタオバオセラーは、注文後翌日に商品を発送してくれるセラーから、1週間や2週間も経ってから商品を発送するセラーまで、実に様々です。
納期については、「タオバオセラーがどれだけ早く商品を発送してくれるのかどうか」にかかっていますので、発送が早そうなタオバオの商品ページをしっかりと見極め、発送が早そうな商品ページの商品だけを出品していくのがおすすめになります。
タオバオの商品ページの見極め方については、別の記事でまとめていますので、ぜひ合わせて確認してみてくださいね＾＾
（３）商品ページなどでしっかりとアナウンスする
ECサイトに出品する際には、商品ページにしっかりと以下の内容を記載しておきましょう！
記載しておけば、お客様とのトラブルを避けることに繋がりますし、万が一クレームが来たとしても「きちんと記載しています」と主張することができます。
「お取り寄せ商品」や「予約商品」などと記載する
お取り寄せ商品や予約商品などと記載をしておけば、時間がかかる商品なんだなと一目瞭然です。
幅を持った日数で記載する
「7営業日〜15営業日ほど」「2週間〜3週間程度」など、納期の記載については幅を持った日数で記載にするのがおすすめです。
無在庫は、注文が入ってから商品の仕入れを行いますので、販売の時点で「○日でお届けできます」「○日以内に必ず発送します」「○月○日までにお届け」などと、発送日やお届け日を断言することはできません…
上記の通り、仕入先であるタオバオセラーによって商品発送までにかかる日数には大きな差があります。
早く発送してくれそうなタオバオページを選定したとしても、日本とは違い必ずその日数以内に発送してくれるとは限りませんので、遅延が発生してしまうこともあります。
中国は広いですので、タオバオセラーから発送後、代行会社に届くまでの日数にも数日程度の差があります。
検品時に不具合が見つかった場合には、返品交換となりますので、その分納期に大きな遅れが出てしまうこともあります。
その時の国際便の状況、税関の混雑具合、お届け先の住所の違いによって、国際配送にかかる日数にも多少の差が出ます。
つまり、納期は私たちではコントロールすることができないんです＾＾；
実際に仕入れてみないと、具体的な日数はわかりませんので、全てが順調に進んだ場合と様々な理由で時間がかかってしまった場合とを想定して、幅を持った日数で記載するようにしましょう。
配送遅延などによりさらに遅くなる場合があることも記載する
日本国内でもそうですよね？
特に年末年始などで物流が混雑してしまった場合などには、配送遅延が起こることがあります。
中国→日本への国際配送であれば尚更です。
また、中国輸入無在庫の場合には、
・黒色を発注したのに、間違ってタオバオセラーより別の色の商品が届いてしまったので、交換対応になってしまった
・発注後の欠品が続き、やっと3つ目のタオバオセラーにて商品を無事に仕入れることができた
などということが起こることもあり、トータルとしてかなりの日数がかかってしまうこともあり得ます。
そのような場合に備え、通常の納期よりも長い日数がかかってしまう可能性があるという注意事項も合わせて記載しておくのがおすすめです。
店舗ページやメールにもしっかりと記載する
注文後にお客様にお送りする注文確認メールやあなたの店舗ページにも、納期について、しっかり記載するようにしましょう。
各商品ページにきちんと記載をしていても、どうしても商品写真の方に目がいってしまいますので、注意事項について見てくれないお客様もいます。
お客様にとって「納期がかかる」ということはめちゃめちゃ重要なことですので、
・店舗のページ（法令で納期に関する記載が義務付けられています）
・商品ページ
・注文確認メール
の3箇所でしっかりと納期の明示をすることで、お客様に見てもらえないリスクを減らしていってください＾＾
ご参考：中国の長期連休には気をつけよう！
中国輸入ですので、中国の祝日の影響を受けます。
中国の祝日には、タオバオの各セラー・代行会社・中国の配送業者は休みとなりますので、全てがストップしてしまいます。
1日2日程度なら問題ありませんが、長期連休の場合には注意が必要です。
連休で全てがストップしてしまう分、通常よりも長い納期がかかりますので、長期連休の前にはしっかりと商品ページなどでご案内をし、通常より納期がかかることをしっかりと明示するようにしてくださいね。
特に一番気をつけるべきは「春節」になります。
春節の場合には、思い切ってその期間は販売を全てストップさせてしまうのが一番安心です。
私も春節の期間はすべて販売ストップにしています＾＾
中国の長期連休については、別の記事でまとめていますので、よければこちらも確認してみてくださいね。
最後に
今回ご紹介した方法で、納期を少しでも短くしつつ、商品ページ＆店舗ページ&注文確認メールの3箇所でしっかりと納期の明示をするようにすれば、納期がかかることに関するリスクは大きく減らせるかと思います。
実際に私自身も、今回ご紹介した3つをすべて実践しています。
色々なお客様がいますのでたまに言われることもありますが、記載させていただいておりますとご案内すればご納得いただける場合がほとんどです。
「納期」はお客様にとってとても重要な部分ですので、しっかり手当てをして、できる限り安全にビジネスを行っていきましょう。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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